20世紀のロシア・バレエ団を主催し画期的な活動を展開した興行師 ディアギレフの依頼でストラヴィンスキーが作曲し、1920年に初演された2大バレエ。
ストラヴィンスキー作曲の3大バレエ音楽「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」とともにバレエ音楽の傑作として知られる「プルチネルラ」は、ディアギレフとストラヴィンスキーがロシア・バレエ団とともに、イタリアやスペインを公演旅行していた時に着想された。「プルチネルラ」ではソプラノ、テノール、バスの独唱がペルゴレージのオペラからそのまま使われ、ダンサーは歌唱によっても踊り、「兵士の物語」は、パントマイムと朗読を伴ったバレエでした。今日のダンス公演ではごく普通のことに思えますが、当時のストラヴィンスキーはあらゆる技巧を駆使して、新しい形式の音楽スペクタクルを作り上げようと試みていたわけです。 |