ダンサー・インタビュー・金光進陪さんと吉田奈津子さん
 ダンス メニュー
 トップ
 ダンススクール
 レンタルスタジオ
 ジャンル別検索
 ダンサー
 貸しホール
 ダンスサークル
 大学ダンスサークル
 ダンスチーム
 イベント情報
 ダンス用品・用具
 ダンス音楽(CD)
 ダンスビデオ(DVD)
 ダンス(本)
 ダンスの歴史
 世界のダンス
 DANCE-SITE とは
 インタビュー
 ダンス動画
 ダンサーBBS
 ダンサーBLOG
 ダンス団体

 ダンサー・インタビュー・ 金光進陪さんと吉田奈津子さん


金光進陪さんと吉田奈津子さんインタビュー(東京)

今回のインタビューは、現在異例のスピードでランキングを上げて、人気・実力共にトップレベル!社交ダンス界から金光進陪(カネミツ シンスケ)さんと吉田奈津子(ヨシダ ナツコ)さんを迎えました。

それでは、早速ですがインタビューを開始したいと思います。

Q. なぜ社交ダンスを始められたんですか?

金光進陪さんと吉田奈津子さん
.私たちは大学の時に始めたんですけど、大学の時に競技ダンス部があって、そこに入り始めたのがきっかけですね。部活の選択の一つとしてダンス部っていうのがあるんですよ。ですので、18歳からですね。結構最短のスピードでここまできているんですよ。

※進陪さんは大学3年生のときに学生日本チャンピオンになって、その時からカリスマ的な存在。その後スカウトされて、優勝を気に大学を辞めてすぐにプロに転向。
※奈津子さんは大学4年生の時に学生チャンピオンをとって、その後やはりスカウトされプロに転向。その時進陪さんのパートナーをスタジオの社長が探していて、二人を引き合わせ、組むことになった。

Q. パートナーとして組んでからどのくらいになりますか?

金光進陪さんと吉田奈津子さん

.4年目です。やはりこれくらいの期間組むとようやく相手のことがわかってくるというか、相手が今この姿勢で次の動きにいくには、この手を2センチ右に動かしたほうがやりやすいなっていう微妙なところまでわかるんです。もちろん相手が何を考えているのかまでわかってきてますからね(笑)
ステップの8割は同じパートナーでないと出来ないですね。同じステップでもパートナーが違うだけで、仕上がりがかわってくるし、100%の踊りが出来なくなりますね。
私たちが一緒に踊ってきて、一年目でクラスがDからBへ上がってしまったんですよ。でもBで長かったんですよ。3年くらいかな。その時期がとても苦しみました。やっぱりお互いに身体能力や表現力がある中でそれをいかにして交わらせるか… でもそれを乗り越えてやっと今去年になってようやくフィットするようになってきて、誰にも負けないという気持になってきましたよね。表現というか、二人で出せるモノが見えてきたというか。
やはり人間的な部分で信頼できていないとなかなか出来ないですからね。今まではお互いの個性がぶつかっていたのですが、それが上手く調合されてきたんですよ。自分達の色というんですかね。
社交ダンスはお互いの阿吽の呼吸が必要となってくるので、パートナー・リーダーが変わるとまた一から作っていかなければならないので、本当に大変なんですよ。

去年までのランキングで60位、70位?くらいだったんですけど、今年に入って7位になったんですよ。一気にそこまでいった人が今までいなかったみたいで、表彰されまして… ただそれでも上に6人いるんですよ。上位にいる人はやはり上手いし、中学校から始めている人でもうキャリアが20年なんて人もいるくらいで。なので自分達はその人達の倍努力をしないといけないと常々思っていますし、それを出来るだけ実践しています。周りの友人が楽しんでいるときに練習したり、泣きながらのときもあります。その中で自分達が何をしていくか、そういう上位陣がやらないことを取り込んでいったりしていって勝負しないといけないんですよ。社交ダンスって教科書があるくらいなんで、基本は皆一緒になるので、それを踏まえていかに発展性をもたせるか。自分達らしさをだしていくかが課題になってきます。

それは私たちだけでは無理なのでそれをコーチャーとステップの構成といい表現といい、そういったところを模索していく形ですね。上位の6人全員コーチャーは違いますし、色が違いますからね。個性を出していかないと…

PROFILE

2003年3月
・カップル結成
・D級からB級 2階級特進

2006年6月
・日本インターナショナル選手権大会 準決勝進出
・北海道インターナショナル選手権大会 準優勝
タイインターナショナルオープン
・アジアクローズド 優勝

9月
・ 中期B級ラテン競技会優勝
・ジャパンオープン選手権大会  優勝

10月
・ JBDFプロフェッショナル選手権大会 準決勝進出

11月
・統一全日本選手権 準決勝進出
・後期B級ラテン競技会 優勝

12月
・ 東京ダンス選手権大会   準優勝

2007年1月
・東京ボールルームアカデミー 躍進賞大賞受賞 殊勲賞受賞

2月
・ 東京都知事杯  準優勝

3月
・ スーパージャパンカップ決勝進出 総合第7位
・全日本セグエ選手権大会 第7位

6月
・ 日本インターナショナル選手権大会  準決勝進出

カップル結成4年目。A級昇級とともに、セグエ選手権出場権を獲得し、
またスーパージャパンカップで初ファイナル入りを成し遂げ、今急上昇中
のカップルである。今後の活躍に御期待下さい!

Q. 実際にインターネットでお二人の動画を見れるサイトはありますか?

金光進陪さんと吉田奈津子さん 
ありますよ。
http://broadband.biglobe.ne.jp/index_program.html?ch=hobby_p&prog=dancelatin&movieid=765988
↑※ジャパンオープンダンス選手権にて優勝された時のダイジェスト動画。

上記の選手権に出場した時はまだB級だったのですが、優勝したんですよ。まさか優勝するとは思ってなかったですね。不意打というか(笑) たまたまその時のジャッジが海外の人であったので、ジャッジが周りの日本人の顔を知らないという中で優勝を手にできたので、とても意味のある「勝ち」でしたね。ホントに面白かったですよ。優勝すると最後に一組だけ踊らせてもらえるんですよ。あの広いメインイベントホールを貸切で!気持ち良かったですね。

Q. お二人のダンスを見ると、日本人ぽくないというか、日本人離れしている踊りというか、そう感じてしまうんですよね。

金光進陪さんと吉田奈津子さん
んー、なんですかねー。教科書的な動きとかテクニックとかあっても、やっぱり面白みにかけたりとかしてしまうんですよ。私達がまだB級の頃に試合になると、テクニックも良く分からずにやっていて、自分達が「ただ踊りたい」という気持が強くて、そういう気持の部分が相手に伝わって、あくまでも一例ですけど、ジャパンオープンダンス選手権で優勝できたのかなと思います。
それをテクニックばっかりを追い求めているのが、日本人なのかなと思いますね。外人になるとそういう所だけではなく、気持の部分とか見せ方の部分がとてもうまいんですよ。そういった意味では今、コーチがドイツ人なのでとても勉強になっていますね。

Q. 今年に入って、BからA級に上がられましたが、そのターニングポイントのようなところはどこでしたか?

金光進陪さんと吉田奈津子さん
きっかけとなった一つは、SLAVE  http://www.slave2002.com/ です。
あの舞台は男と女を広い意味で表現していますよね。イイ意味でも悪い意味でも(笑)
ストリートの踊りってやっぱり自由に見えるし、何やっても格好良いって感じるんですよ。そういった全ての要素が、我々の心を解き放ってくれた気がします。
それともう一つは、ドイツ人のコーチャーには去年からで、日本人のコーチャーには一昨年の夏から習い始めたんですよ。男性はこうあるべき、女性はこうあるべきというところを学びましたね。外国の踊りなので、レディファーストですとか、人間の精神レベルのベースとなる部分がでるんですよね。紳士淑女みたいなイメージがありますけど、元はそうなんだっていう再認識をさせてもらったという感じですね。
それとその時期、色々なダンサーと出会う機会が多くてそれもイイ意味で刺激になりましたね。
それと精神的な部分で、お互いが思いやる部分というんですかね、そういった人間的な部分をわかってきたんです。もちろん、相手が何を考えているかも。わかってきてから喧嘩が減りましたね(笑)

Q. 海外の先生と日本の先生はやはり違うものですか?

金光進陪さんと吉田奈津子さん
テクニックの厚みが違うんですよ。凄いんですよ。実際に踊って見せてくれるのが… もうその瞬間は目からウロコですよ(笑) 残念ながら、日本人には出来ない動きをするんですよ。始めてあったときは衝撃でしたね。スゴイ理論立てて説明をしてくれるので、わかりやすいんですよね。それにフィーリングをのせて実践したりと…
それと、日本のコーチャーでも海外のコーチャーでもそうなんですけど、やっぱりコーチャーが、この人達を勝たせようという気持をもっている人が良いコーチャーだと思うんですよね。世界的に有名な人なので、世界からその人の教えを学びに来るんですけど、その瞬間はきちっと自分達のことを考えてやってくれる。素晴らしいですね。
試合で成績出せって絶対言わないんですよ。準決勝に進むと、種目を一気に踊るんですね。そういうときにコーチャーが「バテたら殺すよ」って言うんですよ(笑) ただその一言がホントに重要なんですよね。そこまで言ってくれる人ってなかなかいないですからね。
ドイツに行くと、朝7時から夕方5時まで監禁状態で、スタジオから出ちゃダメなんですよ。その間習ったり、踊りこみがあったり、自主練したり。ちょっとでもサボると、スゴイ怒りますよ(笑) 

昨日、正月ぶりにお休みがありました(笑)

Q. え!ダンス嫌いにならないですか?

金光進陪さんと吉田奈津子さん
もうしょっちゅう嫌になりますよ(笑) テンションを上げるのが大変ですよね。
勝ちたいっていう強い思いが駆り立てるんですよ。なんでこんな動きが出来ないんだろうってなると、もう… 練習したくなるんですよ。
目標を考えれば頑張れるという気持がありますからね。
30歳からは、その上に行くには、ゆっくりとした階段を上るしかないんですよ。なので、飛び段出来るのは今しかないと考えています。世界を目指す上で今頑張らないとという気持が強くありますから。

ただ私達は引退したら、この業界にいるかどうかわからないですからね。
ダンスは好きだからやっていくでしょうけど。ダンサーを集めて、舞台を作って世界を周るなんていうのも面白そうだなって思ったりもしますし…
ただ、まずは日本でチャンピオン、そして世界へ… としか考えていないですね。
だからこそ、休日もなく頑張っていられるんでしょうね。ゴールデンウィークも踊りこみでしたし。

Q. 自分達を追い込むというのが、なかなかメンタルの部分で難しさがあると思いますが、一体どのようにして気持ちを入れていますか?

金光進陪さんと吉田奈津子さん
そうですね、やはり海外のダンサー達の心意気というか意気込みという部分が私たちとは差があって、そこを見つけてからまずそこに追いつかないと世界は見えてこないと考えました。
というのも外国と日本とでは考え方が違うというか、生活がかかっていて、それも命がかかっているといっても過言ではないんですよ。ロシアや中国(近年アジアではNo.1)の人達は国を背負ってきているので、それ相当の覚悟で臨んでいるから、試合でも喰われそうになってしまう位の表現であったりテクニックをぶつけてくるんですね。それはもう気持の部分が主ですので、そこを出来るだけ負けないようにしていても、やっぱり日本という国に住んでいると凄く難しいことなんですよね。だから、出来るだけお金を稼いで海外で揉まれるというか、そういうコンペティティブな気持を忘れないようにしたいと常々考えています。そうしないと世界では勝てないですからね。間違いなく。

Q. 今後の目標は?やはり世界の前にある、日本チャンピオンですか?

金光進陪さんと吉田奈津子さん
ん〜、もちろん出来るかどうかは難しいですけど、日本チャンピオンはあくまでもそこは通過点として考えています。やっぱりアジアでのチャンピオンになりたい。
それで世界でも1位から6位までに入るのがファイナリストというんですけど、そこに入りたいんですよ。
12位までのセミファイナルに一人いるくらいであとは、アジア人がいないんですよ。だからこそ、そこに入りたい気持が凄く強いです。
そこまでいけば、全てを犠牲にしてダンスだけに打ち込んできた意味があるのかなぁと思っています。

Q. お二人にとってダンスとは?

金光進陪さんと吉田奈津子さん
奈津子さん:ダンスとは人生ですね。性格から考えていることから全てを表現できること。
進陪さん:生き様というか、生きる意味というか。食べるための手段でもあるし、自分を表現する手段でもあるし、生きている証ですかね。

もちろん今だからここまで言えるって感じですかね。ある程度自信をもってからこう言える様になりました。

1時間に及ぶ長時間のインタビューありがとうございました!


DANCE SITE
有難うございました!!

Interview Top page

インタビューのトップに戻る


copyrights (c) 2005 all rights reserved by Dance-site
   問い合わせ: info@dance-site.com

姉妹サイト ベリーダンス情報サイト